ガイの誕生

ラクサムの世界では、どの種族の新しい生命も自身の生命エネルギー体系からエネルギーを得られる。
神“ジィア”がラコニを創造する時、ラコニが強くなるように、ラコニの生命エネルギー体系に光と希望の力を少し含ませた。でも“ジィア”は、この光と希望の力は他の生命エネルギー体系を吸収できる力を持っていることに気付かなかった、それによって新しいラコニが産まれ：エネルギーをコントロールする時に、眼が金色に輝き出すようになった。これこそが光と希望の力の表れである。
前の生命の形態では、ラコニも両性の結合によってエネルギーを集め、新しい生命を誕生させる。大体20人のラコニの中で1人、眼が金色のラコニが現れる。ラコニはこのような子供はジィア神の祝福を受けていると思い、彼等のことを“ジィイ”、その意味は“ジィア神の子”という意味になる。
ジィイの体内にある特殊なエネルギーは彼等をお互い惹かれ合わせる。彼等は“ソウルリンク”によってエネルギーを交換し、“ソウルメイト”になることができる。言い伝えでは、“ソウルメイト”となった2人のジィイが全ての生命エネルギーを放出した時、巨大なエネルギー爆発を引き起こすことがあるという。

ラコニはラクサムの世界で繁栄し、自分達の文化を創り出した。守護者やその下の獣達は山に戻り。龍族は遠く離れた東の島にそのまま生活していた。
一万年が過ぎた後、第一次暗影の戦いはもはや伝説の神話になり、守護者と龍族も本の中に描かれた存在となった、二コラのような呼び方も書籍でしか見かけなくなってゆく。今、彼等は自分達のことを人類と呼んでいる。
“ジィイ”という呼び方も、長い時間の発音の変化によって、“ガイ”と発音するようになった。

時間が過ぎた事につれ、普通の人類はエネルギーをコントロールする能力が徐々に弱くなり;ガイは光と希望の力によって、未だにエネルギーをコントロールする力を持っている。